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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

  • 執筆者の写真王丸典子

セルフ・ナーチャリングで幸せな気持ちに

更新日:2021年2月27日


【セルフ・ナーチャリング】

ナーチャリングとは、保育、子育て、養育、いつくしみ育てるという意味。

セルフ・ナーチャリングとは、不安感にかられた時などに、自分の心を赤ちゃんをあやすようにあやして自身の気持ちを安定すること。


あなたは自分の感情とどの位上手く付き合えますか


仕事柄とても優秀な研究者や社会的に成功している人にお会いする機会に恵まれるのですが、このような人たちにも同じように悩みがあるのです。


そして多くの場合悩みの根本的な原因は、不安感など自分の感情と上手く付き合えないことが原因です。そしてこれは学歴や社会的、経済的成功とはあまり関係ないというのは興味深いことです。


気の毒なことに、中には感情の嵐に人生を乗っ取られているような状態の人もいます。


しかもそれだけではありません。自分で処理できない感情を、まるでヘドロをまき散らすかのように周りに噴出する人もいますが、これは冷静に考えるととんでもないことですね。


このように心が乱れている時は、赤ん坊がむずかっている時と同じです。むずかる赤ん坊に母親はどうするでしょう。うまく子供をあやして機嫌を直しますよね。


しかし成人するとあやしてくれる親はいません。ですから自分の心をセルフ・ナーチャリングする必要があるのです。感情処理が難しいと感じている人には、是非簡単なセルフ・ナーチャリング法を使っていただきたいと思います。


セルフ・ナーチャリングで感情と上手く付き合う

感情の嵐に飲み込まれそうになったらまず三つ大きく呼吸をしましょう。爆発するまで気づかないという人がいますが、心がけていれば次第に気づくようになれます。そして


「そんな風に切羽詰まっているけど時が解決してくれるよ」とか


「大丈夫、大丈夫。お前ならできる。」と自分に言って聞かせます。


これを何度も繰り返していると、不思議に心が落ち着いてくるのです。また


「その問題は相手の立場から見ると違った印象だよ。相手の立場で見てごらん」と言い聞かせます。


これを続けていると物事を客観的に見る姿勢が身についてきます。そしてこれを自分の感情に翻弄されそうになるたびに行います。


一日一回のセルフ・ナーチャリングのすゝめ


また一日に一回自分を見つめる時間を持つとより効果が上がります。足りない部分を責めるのではありません。

出来たことがらをほめ、感情の波にのまれそうな自分を励ますのです。他と比べず、自分がやっていることを意識的に認めます。


これらを意識的に行うことが重要で、効果がより出てきます。


セルフ・ナーチャリング要約

① ネガティブな感情が浮かんだら自分をあやすことで上手く消化

② 一日一回十分ほど自分を見つめる時間を持つ

③ ほめたり励ましたりを認める言葉を使い自分をあやす

④ 子供の自分を胸に抱きかかえるような気持ちで「よしよし」と根気よく行う


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