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体験:看病年齢の高齢化
私の母は昨年米寿を迎えましたが若いころから健康問題があり、齢と共に症状の出る頻度が上がってきました。母の高齢化と健康問題は、私が日本に永住帰国することを決意した一番の理由でした。
高齢化が進み、親を看病している #高齢者 も多いことでしょう。昭和35年に高齢者の定義が65歳に定められたのは、当時の平均寿命が63歳だったからだそうです。ちょっと驚きですね。半世紀の間に平均寿命が20年近く伸びたわけです。
自分の家族を考えても、数十年前に祖父母が病気になり他界した時は母はまだ40代でした。ところがいま母は88歳、私は63歳です。看病する私は母が親を看病したころより20歳も上で、自分の健康にも心を配らないと親の看病は難しいですね。
長患いの人は別として、老人の健康状態は急に変わることがあります。それによって看病する人の生活も一変します。これは避けて通れないことであり、そのような事態を想定して事前にプランを立てておくのは必要なことだとつくづく思います。
2日ほど前にまた母に発作が起きて入院しました。ありがたいことに完全看護の病院なので、昔のように泊まり込みなどはありません。しかし自分の仕事のスケジュールをやり繰りしながら、病院へ通う生活はやはり普段とはちがいます。自分の健康管理をしっかりして、乗り切りたいと思っています。
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