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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

  • 執筆者の写真王丸典子

アメリカ心理カウンセラー事情


5年ほど前まで私はカリフォルニア州サンディエゴ市で、心理カウンセリングルームを運営していました。

アメリカは州によって法律が定められていて、カリフォルニア州で心理カウンセラーとして働くためには州の免許を取ることが義務付けられています。


カリフォルニア州心理カウンセラー免許4種類

カリフォルニア州の心理カウンセラー免許には4つの種類があります。

まず博士号が必要なサイコロジスト(心理士)、これは日本の臨床心理士に相当します。

また2年制の大学院卒業資格を持つソーシャルワーカー(LCSW)、マリッジファミリーセラピスト(LMFT)、そしてプロフェッショナルカウンセラー(LPCC)という資格で活躍している人もいます。

心理カウンセラーの社会的認識は高く、収入の面からも個人のカウンセリングルームを運営することが十分可能です。

これは健康保険が心理カウンセリングにも適用され、多くの人が気軽に利用することが最大の理由です。

コロナ禍の心理カウンセラー

どの種類の心理カウンセラーもヘルス従事者(health practitioner)とみなされ、コロナワクチンを受ける順番は第一グループに属しています。

カリフォルニア在住の同業の友人たちもすでに接種を終えています。

ある友人はモデルナのワクチン接種を受けて、その後体調が悪くなることはなかったそうです。

やはりモデルナワクチンを受けた別の友人は接種後疲労感に襲われ、その夜熱がでたそうですが、翌日にはすっかり回復しました。

このご時世で友人たちはほぼ100%オンライン面談に切り替えており、クライアント数も収入面も打撃を受けることもなく、以前より忙しくしくなった人さえあります。

ライセンスの更新

カウンセラー免許の種類にかかわらず、ライセンスの更新は2年ごとにあり、数十時間の更新クラスの受講が義務付けられています。

以前は実際の教室でのクラスに参加しなくてはなりませんでしたが、最近すべてがオンライン化されました。

私のように海外に在住する者にとって、ライセンス更新クラスのオンライン化はとてもありがたかったです。


★アメリカの心理カウンセラーは広く社会に認識された存在です


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