• 王丸典子

他人の評価と自分の物差し

最終更新: 2018年2月22日


社会生活をしていると自分が他の人からどのように見られるか気になるところです。日本人は他との協調をとても重んじる民族なので、他国の人より「#他人の評価」をはるかに気にする傾向があります。


#心理カウンセリング を受ける人の中にも、他の評価が気になって苦しいという方が随分います。そう訴える人はどちらかと言うと優しくて気の弱い人が多いです。ですからこれまでも、邪険にされたり馬鹿にされたりした経験があるのでしょう。


しかしこれは気にすれば気にするほど、それが態度に出てちょっとぎこちなくなったり、オドオドしてしまったり。相手が気の強い意地悪な人だったりすると、ますます馬鹿にされてしまうような場合がありますね。


相手の評価を必要以上に気にしなくなるには

相手が100人いたらその全員から気に入られるのは、まず無理と自分に言って聞かせましょう。好みは人それぞれですから、常に相手の好みに合わせようとすると、相手が変わるたびに自分も変わらなくてはいけません。すると自分を見失うことになりかねません。


それよりむしろ自分がどのような人でありたいかを明確にして、少しずつそれをめざします。もし手本になるような人がいれば、とても助けになります。その人の様子を繰り返し観察することで #ミラー・ニューロン2016年12月17日付記事)が活発になり、少しずつ近づけます。


理想の自分に近づいてくると #自己肯定感 が増し、すると何となく態度に余裕が出て堂々としてきます。そうなったらしめたもの。これまであなたを馬鹿にしていた人の態度が変わってくるのを感じることでしょう。


自分の物差しがクリアーに

自分を大切にして健康的な意味で自分のことが好きになってくると、自信が湧きます。そして社会生活をする上での「自分の物差し」がクリアーになってきます。この現象のもとになっているのは「価値ある自分の下す判定や決断は間違っていない」と信じる力が備わるからです。


もちろん理想の自分の要素として、一般的な「人としての長所」を加えるとより人望が得られるようになります。例えば他の人を「けなさない」とか「褒める」、「悪口を言わない」など人としての魅力を加味すると効果抜群です。これには少し練習が必要かもしれません。


自分がどのように見られるかではなく、どのような人として生活していきたいかにフォーカスすると、人から好かれ尊敬される人になること間違いなしです。

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