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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

執筆者の写真王丸典子

「認められたい」は健康な証拠

更新日:2021年3月1日



認められたいというのは、人間としてとても健康的な欲求です。他の人から認識されることで自分の #存在価値 を確認するのです。もちろん自尊心に満ちていて、他からの批判や評価に過度に惑わされないことも大切です。


だからと言って、自然に湧き上がる認められたいという気持ちをネガティブに捉えたり、封じ込めようとする必要はありません。自分なりのやり方で他から認められることを目指せば、自分が輝ける場所を必ず見つけられるはずです。


積極的な人はどんどん外に出ていって、他の人に認めてもらう機会も多いでしょう。それに引き換え内向的な人に、これはなかなか難しい事ですね。しかし最近ではSNSの普及などで、以前はチャンスが巡ってこなかった人にも、良い意味での自己主張が可能になりました。


ある若い女性が極度の #不安症 からくる緊張で、社会生活がとても難しくなっていました。短大の友人関係やアルバイト先でも、自分がどう見られているか緊張するあまり、とても苦しくなって長続きしません。


この女性は他との接触を断ちたいわけではなく、仕事でも認められたいし他の人から好かれたいと内心切望しています。しかし元来口下手なので望めば望むほど緊張して、仕事でも失敗するし友人も出来ません。


#心理カウンセリング でこの女性に実践するようお願いしたことは、以下の通りです。これはこの女性だけでなく、認められたいと思うすべての人に心掛けてほしいスタート地点です。


「認められる」を実現するスタート地点

  • 笑顔で

  • 明るく挨拶

  • 気の利いたことを言う必要はないと自分に言って聞かせる

  • 相手の話をよく聞く

  • 褒められたら「ありがとう」や「お陰様で」と返す

  • 相手の言っていることを批判したくなっても「なるほど」とひとまず収める

  • 会話中自分がどう見られているかではなく、どのようにしたら場を和ませられるかにフォーカスする(笑顔 あいづち)

この女性のように内向的で口下手の人が陥りやすいのは、#自己批判 を繰り返す結果、自分をもっと緊張させてしまうパターンです。自己批判を続けても自分の望んでいる方向には行きません。自己批判の気持ちが出たら上記の項目を思い出すよう心掛けることが大切です。



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