​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

日本の常識:市役所の公報



千葉県に移り住んで早や5か月、緑豊かな風景に毎日幸せを感じています。

皆様のお住いの地域もそうかもしれませんが、我が家の近くには市の公報用スピーカー付き鉄塔があります。そこからは毎日のように市からのお知らせが流れてきます。


お知らせは「地域の子供を守りましょう」であったり「良い子の皆さんお家に帰る時間ですよ」であったり。また「これこれしかじかの洋服を着た82歳の男性が行方不明です」というのもあります。



市からのお知らせが流れてくると、日本という国は住民に心を配ってくれる国だなぁと感激します。ずっと日本にお住まいの方は、あまりそのように感じないかもしれません。もしかしたら「またか。うるさいなぁ」と思う人もいるかもしれません。



ただこういう放送も自分の家族に直接関係する事柄だと、有難味が違うかもしれませんんね。行方不明の老人のご家族は公報の有難味をひしひしと感じることでしょう。


最近あらたに感激したのは、「昨日から不明になっていたこれこれしかじかの82歳の男性は、無事保護されました。皆さまのご協力ありがとうございました」が、流れてきた時です。


これは日本がフォローのしっかりした国だということを、表していると思います。いや対してしっかりしてないよ、と言う方もいるかもしれません。でも他の国に比べるとかなりレベルは高いと思います。



アメリカでも特によく目にする公報として、アンバーアラートというのがあります。これは行方不明になった子供の情報を知らせるものです。


しかし行方不明老人のお知らせや、見つかったことに対するお礼の公報等は、見たことがありません。


私は市の公報を聞きながら、なんとも言えない安心感を持つのです。でもこれは長いこと個人主義のアメリカで暮らした者の過剰反応でしょうか。

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プロフィール

米国・カリフォルニア・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジーで、心理学修士号及び心理学博士号取得。カリフォルニア州公認サイコロジスト。アメリカ心理学会正会員。アメリカ軍契約サイコロジスト。

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