ネコ天使 マーキー
僕も旅行に連れてって!
スーツケースに座って抗議中
19歳の #めす猫 ブランディが具合が悪くなったころから、当時11歳の #おす猫 マーキーの様子がとてもおかしくなりました。何かに怯えているようで、以前から時々隠れていたタオルクロゼットに一日中籠るようになり、トイレをいつもの場所で出来ず粗相したりするようになりました。この時のマーキーは一体何に怯えていたのでしょう。
この状態はブランディが #天国 に行った後も約6か月くらい続きましたね。なんだか連れ合いを亡くした夫のような感じで、とても悲しそうでした。6か月位経つとそんなマーキーも大分落ちつきました。そしてその後も大切な家族の一員としていろいろと楽しい思い出がありました。ブランディがとても賢いおすまし猫だったのに比べて、マーキーは人懐っこくて甘えん坊なノンビリ猫でした。
マーキーが15歳になった年、急にご飯を食べなくりました。獣医さんに連れて行くと、喘息の症状がひどく吐き気がして食欲がないとのことでした。そこから約3か月間いろいろと手を尽くしましたが、病状は少しもよくなりません。猫ミルクをあげてもあまり飲まず、あんなに丸々と大きかった体がすっかり小さく軽くなってしまいました。
また私の懸念はマーキーが旅立つ時に、そばにいることが出来るかどうかでした。でもブランディの前例があるので、マーキーにお願いしたらきっと叶うはずとも思っていました。
最後の一週間はいつ旅立っても不思議はない状態でした。そしてある朝、その日は心理カウンセリングの予約が3時半まで入っていました。そこで出がけに「4時には帰ってくるから待っててね」とマーキーに言いました。
4時に帰ってみるとマーキーは虫の息の状態でした。そこで体を毛布に包んで抱きかかえるようにしていると、最後に大きな息をふーっとして旅立っていきました。2014年8月30日、4時15分のことでした。マーキーもやはり私の帰りを待っていてくれました。ありがとう。
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