カウンセラーが祈る時

最終更新: 2018年2月9日


四十代後半の白人男性は、ここ3か月すっかり落ち込んで、私の #心理カウンセリング クリニックを訪れました。何をする気力もなく仕事も休みがちです。体の大きななんとも優しい人柄が、オズの魔法使いの「勇気をほしいライオン」を彷彿とさせます。


教養もあり高学歴で良い家族にも恵まれていて、税理士としての仕事上の #ストレス は有るものの、上司はそんなライオンさんの良き理解者です。


こう聞くと一体なぜと思いますが、人って不思議ですね。心が元気でない時は、理論的に納得しようとしても上手くいきません。


こんな時カウンセリング以外に必ず行うことがあります。それはその人のために繰り返し #祈る のです。祈りといってもこれは宗教的意味合いはありません。仏教でもキリスト教でもないのです。ただライオンさんの健康と幸福を、心の中で天に向かって繰り返し唱え続けます。そしてこのことはクライアントさんには特にお話ししません。


アメリカでは医療における祈り研究が盛んで、有名なものは #サンフランシスコ総合病院 で行われた #がん患者対象の祈り研究 です。メインの治療と共に行う補完医療として「祈りの効果」が、アメリカの医療現場では認められつつあります。


インド出身の医者でアメリカ在住のディーパク・チョプラのお父さんは、高名な心臓外科医でした。そして現役中は毎日必ず就寝前に、その日に手術や治療をした患者一人ひとりのために祈りを捧げたそうです。何らかの理由で祈る時間が取れない日は祈った日に比べ、明らかに患者の状態にネガティブな違いが見られたそうです。


ライオンさんのために祈り続けて2か月半が経ちました。その間「とにかくもう自分はダメだ」としか言いませんでした。


しかし今日、ライオンさんの言葉に変化がありました。「なぜだか分からないが、ここ2-3日これまでセッションで言われたことが初めてしっくりきました。どういうわけか、つらさが多少減った感ように感じます」


#祈りの効果 はこのようにある日突然スーッと、チャンネルが変わるような感じで起こることが多いです。そして効果の出る確率はかなり高いです。嬉しいことにその日からライオンさんが仕事に完全復帰するまで、あまり長くは掛かりませんでした。


でも、こんなこと信じられますか?科学的証明はちょっと難しいですね。


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