どうしていつも旅先でパニック症状が?


50代の女性Yさんは #パニック症状 を改善したいと、#心理カウンセリング に訪れました。この人は有能な銀行員で、とても几帳面な性格です。結婚10年になる旦那さんと普段は仲良く暮らしています。


Yさんは若いころから旅行が好きで、年に2回程旅に出ます。ところが最近旅行に行くたびにパニック症状が出て呼吸がしばらく苦しくなるそうです。また普段は仲の良い旦那さんとも旅先で大喧嘩になるというから驚きです。


いつごろからそのような症状が出るようになったか思い出してもらうと、一番最初は20代の大学生の頃でした。その時は飛行機の中で急に「いま何か起きても逃げ出せない」という恐怖が襲ってきて、#呼吸困難 な状態になりました。


#閉所恐怖症 の可能性も探りましたが、小さな窓のない部屋にいても特にパニック症状は出ないと言います。Yさんが気づく限り症状が出るのは旅行中で、以前はたまにだったのが最近は旅行のたびに出るようになりました。


どうして旅先でだけパニックになるのか探りました。しかしYさん自身は全く心当たりがないといいます。そこで本当にパニックになるのが旅先だけかどうか、良く考えてもらいました。


すると、これまで行ったことのないレストランに行くとか、知らない住所を一人で訪ねる時も、そう言えばモヤモヤすると言います。パニックになる程ではないけれど、いつもパニック前に感じるようなモヤモヤが出てくるそうです。


「普段と違うアクティビティ」がパニックの源


答えはこれでした。几帳面な性格のYさんは、何事も失敗なくきちんとしようと思っています。ところが慣れていないことに関しては、自分でも気づかないうちに極度に緊張しています。知らない住所を訪ねる位であればまだしも、旅行となると小さなチャレンジが次々と出てきます。


原因がわかるだけで症状が軽減する場合がある

Yさんは自分がパニックに陥る原因を認識してホッとし、少し症状が軽減しました。なれないことをやる際の、心の準備が出来たのです。


より良くなるために行ったこと

そして症状をより抑えられように、下記のことをしてもらいました。

1.余暇を見つけて慣れていないことを出来るだけやる(一人で行ったことのない散歩道を

歩く、知らない住所まで運転する、短距離のフライトに乗る)


2.その際出てくる不安に対し、頭の中で自分を励ます言葉がけをする(前回も出来たんだ

から大丈夫、安全運転で地図も確認してあるから絶対到着する、フライトもいつものよ

うに無事終われば美味しいレストランで食事だよ)


3.呼吸法を練習してパニック症状を軽減 「#頭痛が治る呼吸法」で紹介した #呼吸法トレーニング は、パニック症状の軽減にもとても効果があります。


4か月ほど上記を継続して、Yさんの旅行先パニック症状はほとんど見られなくなりま た。



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