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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

執筆者の写真王丸典子

どこから来たのか架空の友達


孫が2歳半だったころ「アリサマさんとアプリちゃんは、あかりの #架空の友達 だよ」と言い出しました。こんな小さな子が「架空の友達」なんて言葉、どこから仕入れてきたんでしょう。


アリサマさんとアプリちゃん??いったい何者じゃ?それを聞いた時はビックリするやら、ちょっとワクワクする気持ちもありました。


そういえば私にも架空の友達いました。小学生の頃だったと思いますが、仲良しのお友達と喧嘩した時や試験で悪い点を取った時などは、なぐさめてもらったような気がします。その架空の友達ともっと交流していたら、夢の広がる子供時代だったかもしれませんね。


でも何となく「本当じゃない友達」と話したりするのはいけないことと思っていたように思います。今考えると残念なことをしました。


なぜなら子供にとって架空の友達の存在は、#社会性 や #客観性 を身に付けたり、#想像力 を高める助けになるからです。そしてつらい時に心の支えになるとも言われています。


架空の友達その後

昨日から孫娘たちが一週間やって来ています。そこで今は8歳にになった孫に「アリサマさんとアプリちゃん」のこと聞いてみました。


「アリサマさんとアプリちゃんのこと覚えてる」

あかり「うん、覚えてるよ」

「その子たちどこからきたの?」

あかり「知らない。急に来た」

「今でも時々お話しするの?」

あかり「うん」

「なんのお話しするの?」

あかり「お友達や学校のお話し」

「アリサマさんとアプリちゃんはどの位の大きさ?あかりちゃんと同じくらい?」

あかり「ちょっと小さいよ。リリ(2歳下の妹)くらい」

「その子たちずっとその大きさ?」

あかり「うぅうん。ちょっとずつおっきくなってるよ」


なるほど!想像するって楽しいですね。


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