​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

  • 王丸典子

挑戦を可能にするイメージ法



C子さんの耳元で「出来るわけないよ」と、足を引っ張る声のささやきが聞こえます。


新しいことをやろうかなと迷う時は、これまでもいつもこの声が聞こえていました。


今回も友人や夫が「ヒップホップダンスなんて無理だよ」と、言ったわけではありません。


「たとえ笑われたって自分がやりたいんだから始めれば良かったんだ。こんな感じで何度やりたいことをあきらめたか。きっと問題は私にあるんだ。」

こう考えてC子さんは「フーッ」と小さくため息をつきました。


C子さんのようにちょっと冒険するような時、足を引っ張る声に邪魔されることはありませんか。


多くの人が経験するこの現象はなんでしょう

人は楽しくて幸せな生活を望むはずなのに、幸せや成功のチャンスが訪れた時、もう一人の意地悪な自分が「出来るわけないよ」とささやくのです。


どこからきたの、足を引っ張る声

その原因は、心に潜む不安感にありました。


失敗を恐れる不安。周りからどう思われるか不安。傷つくことに対する不安。


みっともない自分の姿を見ることへの不安など。


心配性の人は特にその傾向が強いですね。そして不安が大きければ大きいほど足を引っ張る声も大きくなります。


この声に押されて随分やりたいことをやらずに来たという人も多いのではないでしょうか。


思い返すと後悔ばかりがでてきます。残りの人生を悔いなく過ごすためには、いったいどうすればいいのでしょうか。


足を引っ張る声「だまれ!」

不安が大きくなると意地悪なささやきが聞こえ始めます。


まるで電気のスイッチが入るように。それならそのスイッチを切れば良いわけですね。


それにはとても効果的な方法があります。


それはアメリカで痛みのクリニックや、アスリートのトレーニングなどによく使われるイメージ療法です。


やりたいことがあるのに「どうせだめだよ」、「出来るわけないよ」という声が聞こえはじめたとします。


あるいは言葉は聞こえなくてもなんとも言えない不安感が襲ってくるかもしれません。


そんな時は静かに目を閉じて大きなスイッチが目の前にあるのをイメージしてみましょう。


今はそのスイッチが入っている状態です。


そしてスイッチを心の目で見つめながら大きく三回呼吸をします。


次に「だめかもしれないけどやってみる」とか、「後悔したくないからやってみる」と言いながらスイッチを切るイメージをして下さい。


最後に自分がやりたいと思っていることをイメージします。C子さんの場合はヒップホップダンスのクラスに参加して、とても楽しく自分が仲間と踊っている様子です。