幸せを呼ぶ6本指の猫
アーネスト・ヘミングウェイの6本指の猫好きは有名ですね。
ヘミングウェイはその多指症と呼ばれる猫を「幸運を呼ぶ猫」と信じて、とてもかわいがりました。
今でもフロリダ州キーウェストにあるヘミングウェイ博物館には、6本指の猫の子孫がたくさん住みついていて、その猫達もやはり6本指が多いそうです。
フロリダのヘミングウェイ博物館
上や下の写真は ヘミングウェイ博物館に住みつく6本指のねこさん達です。
なんとも手の形がユーモラスですね。
6本指のブランディが相棒になってみると
私が飼っていた雌ねこのブランディも6本指でした。
ある時1人暮らしをしていたサンタモニカのアパートに、ブランディは突然やってきました。
それまで一人ぼっちで、特に金曜日の夜などは家に帰るのがつらい日々でした。
アメリカでは金曜の夜は若者はデート、そして家族もみんなでレストランにご飯を食べに行くことが多いのです。ですから一人者は、ひときわ寂しさを感じる金曜の夜です。
そんな私の気持ちをブランディは、すっかり癒してくれました。
ブランディが来てからというもの、家に帰るのが楽しみで楽しみで。
その後何度も一緒に引っ越しをして、最後はサンディエゴの家で、19歳の時に天国にいきました。
上の写真でブランディの足が普通より大きいの分かりますか。
4歳の時に私のもとに来たので一緒に住んだのは15年以上、たくさんの幸せを私にもたらしてくれました。
この写真はブランディが天国に行ったあと、動物病院が作ってくれた手型です。
一番右はしに小さくついているのが、通常はない6本目の指です。
動物さんは人間の生活を豊かにしてくれますね。特に寂しさや悲しさを、一緒にいることで和らげてくれますよ。
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