​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

喧嘩ばかりの国際結婚に疲れきってしまう前に!



国際結婚に多い夫婦喧嘩の原因 

日本人同士の夫婦でも、始終顔を突き合わせていれば喧嘩もします。

ただ、国際結婚となれば喧嘩につながるきっかけがより多くなっています。その原因となる要因は国によっても変わりますが、大きく分けると、言葉と国民性や文化の違いです。


・言葉

国際結婚は夫か妻かどちらの国に住むかによって、置かれる状況は大きく変わります。

いずれにしても、配偶者と共に生活していく上で欠かせないのはお互いの言葉を理解してコミュニケーションに支障のないようにすることが必要です。


概して日本人は外国語の習得に長けている国民ではなく、パートナーとの会話には苦労がつきものです。個人の習得度や相手の出身国にもよりますが、控えめで恥ずかしがりやの国民性も影響しています。


英語を話す自分と、日本語を使う自分では人格が変わるように感じることがあります。英語は直接的なものの言い方をするので、相手を尊重するようなニュアンスが伝わりにくいのです。日本人ならではの気遣いなどが伝わらず歯がゆい思いもするでしょう。言いたいことが上手く伝えられないもどかしさが喧嘩に発展するのです。


・国民性や文化の違い

日本人同士なら「空気を読んで」以心伝心で伝わることが大半です。あえて言わなくても分かるだろう、分かって欲しいという気持ちを持っています。

しかし外国人、特に欧米人の場合は、言われなくては気付けません。その都度はっきりと自分の意見を申し立てなければなりません。


謙虚なふるまいをするのが日本人ですが、外国人といっしょに暮らすのなら相手や住む国に合わせて柔軟に自分を変えていくことが求められます。


国による解決方法の傾向や違いについて 

言わなくても察して欲しいというのではなく、言葉を尽くしてしっかり話すこと。お互いが歩み寄りながら話し合いを重ねることがコミュニケーションの基本です。

ことに国際結婚では言語をはじめ、生活習慣や文化が異なるのです。それを常に頭に置いて協調してやっていきましょう。


日本人にとっては他人への気づかいや相手を察すること、遠回しな言い方などが当たり前のことで美徳ともされています。仕事を最重要に考え、まじめに努力することが賛美されます。


しかし、ひとたび日本を出れば常識は変わります。

日本人は間接的なアプローチをするのに対して、相手は直接的に解決しようとします。保守的で仕事優先の日本人と、他人のことよりも自分の幸せと個人の満足を優先する配偶者では摩擦が生じるのは当然です。


日本人の側で気を付けたいのは、行き過ぎた相手に対する思いやりです。相手に失礼にならないか、迷惑が掛からないかという思いからくる行動はまだいいでしょう。問題は、相手から同じように扱われなくても憤慨しないこと。同様に、人にものを言ったり頼み事をしたりする際、迷惑ではないかと行動する前から考えすぎないこと。どう受け取るかは実際に受けた側が判断するので、気にしすぎないでください。


喧嘩になったときにも文化の違いが顕著に表れます。

日本人女性が怒りを感じたときには、だんまりを決め込む人もあるでしょう。これは夫をとてもいらだたせます。何に対して怒っているのか話さないので対応のしようがないのです。自分の意見を積極的に言わないので、解決の糸口が見つからずにお互いにストレスがたまってしまいます。


夫婦喧嘩をするときの心構え

お互いに長年異なる環境の中で育ってきたのです。文化や価値観も違って当然です。それぞれの社会での常識は、相手にとっては非常識かもしれません。自分が正しいと一方的に意見を主張しても、話し合いは平行線のまま。完全に理解しあうことは不可能です。


だからこそ、相手の価値観を否定せずにお互いの落としどころを探すことが大切です。否定するのではなく、お互いがどこまで妥協できるのかを冷静に話し合いましょう。


感情が高ぶって怒鳴ったり、早口で一方的にまくしたてたりすることもあるでしょう。

普段は共通の英語で会話していても、喧嘩の時は母国語に戻る人もいます。相手の言い分を理解できないままいがみ合いをしていても、得るものはありません。怒りを発散させるためではなく、相手と分かり合うための夫婦げんかを心がけましょう


喧嘩に至っても、落ち着いた後に必ず話し合いの場を設けるようにします。

日本人女性であれば、しばらく口をきかずに時が解決してくれるのを待つ、ということもあるかと思います。国際結婚しているならば、喧嘩になった原因と今後の対策についてしっかりと向き合って話し合いましょう。


愛情表現も同じです。言わなくても伝わるだろうという日本人的な考えではなく、言葉にして伝える習慣づけがより良い夫婦関係をつくります。


全く異なった背景を持つもの同士でも、結婚しようと思ったのはお互いに多くの点で共通の感じ方、考え方をしていたからだと思われます。パートナーは食生活や生活習慣であなたに合わせてくれていませんか。国際結婚では同じ国の人間と結婚するのに比べ幾多の困難を乗り越える必要があります。結婚生活の中で自分が受け入れられない問題に出会っても、きっと解決できるはずです。結婚当初のお互いを思う気持ちを思い出して、より良い夫婦関係を築きましょう。

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プロフィール

米国・カリフォルニア・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジーで、心理学修士号及び心理学博士号取得。カリフォルニア州公認サイコロジスト。アメリカ心理学会正会員。アメリカ軍契約サイコロジスト。

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