アグレッシブにいこうぜ!は間違い
アグレッシブにいこうぜ!
この表現を会議などで時々耳にします。でもこれをアメリカなどの英語圏で使うと誤解される可能性があるのです。
アグレッシブとアサーティブの違い
白熱した会議などでどのように相手と意見を交換するかによって、結果は大きく変わってしまいます。
意見を交換するスタイルは、アグレッシブ(攻撃的)、パッシブ(受動的)そしてアサーティブ(積極的)の3つに分けられます。
アグレッシブ
アグレッシブは日本語にすると攻撃的という意味ですが、まさしく自分の主張を押し通すためには手段を選ばずという印象です。相手を攻撃したり無視したり、相手の主張を尊重する態度に欠けています。
分かりやすい例だとアメリカのトランプ大統領が批判を受けるたびに、非常に攻撃的な態度で対応しますが、あれはまさにアグレッシブですね。
アグレッシブは高圧的な声音を用いたり、険しい表情や相手を睨みつけるような場合もあるでしょう。
ですから国際的なビジネスの場で「アグレッシブにやろうよ!」と言うと、誤解されることもあるのです。
パッシブ
パッシブは、アグレッシブと正反対です。自分の意見があってもはっきり言わず、相手の申し立てを受け入れてしまうような状態を指します。
アサーティブ
そして一番望ましいスタイルがアサーティブで、自分の意見を相手が分かるように説明、あるいは説得しますが、相手を尊重することを忘れません。
相手を正面から見つめながら、穏やかな声で自分の主張を相手に伝えようとします。声を荒げたり、表情を使って相手を威圧するようなことはしません。
アメリカで盛んなアサーティブネス トレーニング
アメリカではアサーティブなコミュニケーションを可能にするアサーティブネス トレーニングが盛んです。
多くの会社が社員教育の一環として、このトレーニングを導入しています。
アサーティブネストレーニングの内容は、自分の主張を最も良い形で相手に伝えながら、目標に到達するスキルを教えてくれます。
★国際ビジネスの場ではアグレッシブではなく「アサーティブにいこうよ!」というのが望ましい
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