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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

  • 執筆者の写真王丸典子

「責めぐせ」改善で🌞開運🌞を呼ぶ


気持ちが沈んで #心理カウンセリング を受ける人の中には、自分にとても厳しい人がたくさんいます。この傾向は特に日本人に多く見られます。


日本の社会は悪い所の改善を繰り返すことで、大きな発展をとげました。そしてまず悪い所に着目するという姿勢は、個人生活にも当てはまります。


日本人の多くが自分を見つめた時、まず悪い所に目が行きます。中にはこのパターンを無意識に繰り返すことで、自分には良い所など全然ないような気持ちになってしまう人もいます。すると自信も喪失して、内心自分を責めるようになり辛い日々が続きます。


気持ちが沈んでウツになるには、いろいろな原因が考えられます。原因としては、何らかの理由で脳内物質のバランスが崩れたり、つらい経験や周りの環境などが上げられます。


元々の原因は何であれ、沈んだ気持ちを少し上向きにするのに効果的なのが、自分に対する「#責めグセ」を徐々に減らすことです。


責め癖を改善するには


  1. 自分を責めている瞬間を認識する。例えば頭に浮かぶ「全くいつもダメなんだから」「きっと失敗するに違いない」「ほんとに勇気のない奴だ」「全くだらしのない人間だ」などの思いがでた瞬間に気づくよう意識を向ける。

  2. 気づいたら「これまではダメだったけど今回は違うかも」「とりあえずやってみよう」「事と次第によっては勇気を持てる時もある」「自分もきちんとやれる場合もある」など少し上向きの言葉を小声で自分に言ってみる。声に出して言うのが大事です。

  3. 2番を自分に言える理由を考えてみる。(自分を過小評価しているので、冷静に考えるとほとんどの場合理由は考えつく)


ある女性がウツ症状を改善したいとカウンセリングに来ました。気持ちが沈んで仕事も出来ずブラブラしていると嘆いています。この人はとても厳しい絶対に褒めないお母さんに育てられて、自分の価値をみとめられない大人になりました。


この女性はどのような状況でも、必ず自分を責める言葉が頭をよぎります。そこで上記の責め癖を止める練習をしてもらいました。長年培った癖はなかなかすぐには治りませんが、しかし2か月もやっていると少し効果が出始め気持ちが上向いてきました。


女性が自分を責めずに認める練習をして1年もすると大分気持ちが落ち着いて、仕事したいと思うようになりました。以前は自分に仕事が出来るわけないと思っていたのが、出来るか出来ないかやってみようという気になったのです。


そこからこの人の生活は、変わっていきました。銀行の窓口業務からスタートしたところ、もともと真面目な性格が功を奏して、上司から認められ短期間で昇格することが出来ました。



それから間もなく良い伴侶にもめぐり逢い、充実した日々を過ごせるようになりました。伴侶はその女性のことを「つらい時に自分自身を励ますことが出来る人」と、友人に紹介したそうです。

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