​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

思考の仕分けが元気の秘訣

最終更新: 2月26日


私たちの思考の流れは覚醒中ノンストップで、次から次へと出てきます。その中には雑念も多々あります。


一説によると先進国に住む人の一日の思考の約8-9割が、どちらかというとネガティブな事柄だそうです。


そしてどのような思考が頭に浮かぶかによって、一瞬に気分が変わることもあります。


思考は人生を作る

私たちの気持ちを瞬時に変える思考、一瞬一瞬に湧き上がる思い、このようなことが毎日積み重なって人生が出来上がると言っても過言ではありません。


私は若い頃はとても不安感が強く、随分苦しい思いをしました。様々なことが気になり、今思えば一日の大半を心配事についてあーでもない、こーでもないと考えていたように思います。


そしてある日「もうこんなに苦しいのは御免だ」と心の底から思い、そこから少しずつ自分の考え方の癖を見直すようにしていきました。


お義母さんの性格や言動が気になって仕方がない

ある女性の最初の相談は、お姑さんの言動や行動がとても気になるというものでした。


お姑さんはヨーロッパの出身で、人柄に加えてものの見方や考え方など、文化の違いも一因のようでした。

「常識で考えると義母の行動は全く理解できません」と、女性は困惑の表情を浮かべています。


来る日も来る日もお義母さんのことがしばしば頭に浮かびます。

内容は食器の洗い方から、旅行の計画の立て方、友人との付き合い方に至るまで、女性はお義母さんのやることなすことすべてが気に入りません。


旦那さんにお義母さんにそれとなく指摘してもらうよう頼んでみましたが、「母さんはあの歳で変わるわけないよ。僕はそんなに気にならないよ。」と、一蹴されました。


しかしよく考えてみると、遠いヨーロッパに住むお義母さんの行動は、ほとんど直接女性に影響はないのです。私がそのことを指摘すると、

「そういえば別に私には直接影響はないですね」と、女性は認めます。


考えても考えてもお義母さんは変わらない

何より残念なのは、この女性がお義母さんのことをしばしば考えて、イライラしたり気持ちが落ち込むことです。


一方お義母さんはというと、元気いっぱい活動的で、お義母さんのやり方で人生を謳歌しているというのです。


「これってすごく不公平じゃありません?あなたが考えても考えてもお義母さんは変わらず、あなたの気持ちだけが落ち込んでしまいます。


私たちの思考は常に流れていて、その中には雑念も多く含まれています。雑念とは元気に生きる上でじゃまな思考です。考えても決して解決に至らないような事柄も、雑念と言えますね。」


このように私が説明すると女性は、

「ではどのようにしたらお義母さんのこと考えないようにできますか。」と不安そうな表情です。


思考の仕分けをする・「これって考える必要ありますか?」

この女性のように袋小路に入ったような思考が続くときは、

これは今考える必要があるか」と自問します。そして、

「考えても答えはでないな」とか「考えているよりやるしかない」ような状況なら、

無駄なことは考えるのはやめよう」と自分に言って聞かせます。


これによってもちろんすぐに思考が完全に消えるわけではありません。女性がお義母さんのことを考えるのは思考の癖です。癖はどのような種類でも、直すのに少し時間が必要です。


女性はこれを繰り返すことによって、お義母さんのことだけではなく、様々な思考について次第に上手に仕分けができるようになりました。すると日々のイライラ感が減少しました。


★繰り返し出る雑念は「これって考える必要ある?」と自問することで少しずつ減っていきます