​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

シニア席を譲られる


昨年から髪を染めるのを止めました。理由はどの白髪染めを使っても頭皮がかゆくなってしまうからです。


止めてみて良かったことはかゆみが止まったこと。


そして驚いたことは電車で席を譲られるようになったことです。 


これまでシニアという意識があまりなかった私ですが、やはり見た目はインパクトがあるのですね。


私より数歳年上の友人はきれいなライトブラウンに染めていますが、いまだに席を譲られることはほとんどないそうです。


私は若い頃からあまり体力があるほうではありませんでした。ですからシニアになったために、グーンと体力が落ちたと感じることも今のところありません。

でも電車に乗ること自体長年していなかったので、特にラッシュは苦手です。


そんな時に譲ってくださる方があると、とてもありがたいですね。


ラッシュ時はあまりシニアを電車内で見かけませんので、この車両で私は一番年上かもしれないと、自分の歳をいつも噛みしめながら乗っています。


一方私の友人で「絶対に譲られたくない」という同年齢の男性がいます。


なるべく座席の前にも立たないようにして、譲られないようにしているとか。


「まだまだ自分は歳じゃないぞ!」と、思いたいのだそうです。

その気持ちも分かります。

シニアになってしみじみ思うのは、大して若い頃と気持ちは変わらないということ。


嬉しいことや楽しいことも以前と同じように感じますし、素敵な人を見れば心もときめきます。



しいて違いをあげると、前よりいろいろなことに感謝できるようになったことでしょうか。


時々心理カウンセラーを目指す人が「高齢者のカウンセリングはやったことがないので、できるかどうか...」というのを耳にします。


そんな時は「絶対にできますよ」とアドバイスしています。シニアになったとしても悩みはそんなに変わりません。

もちろん高齢者として年齢特有の悩みというのはあります。


しかしどの年齢層にも年齢特有の悩みがあるのと同じです。


若かったころは自分が60歳になるなんて、想像もしなかったです。


でもなってみたら、全然悪くない。

このことを、これからシニアになる皆さんにお伝えしたいです。

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プロフィール

米国・カリフォルニア・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジーで、心理学修士号及び心理学博士号取得。カリフォルニア州公認サイコロジスト。アメリカ心理学会正会員。アメリカ軍契約サイコロジスト。

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