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​小さなミラクル通信

守秘義務尊重のため内容は著者の経験に基づいた創作です

執筆者の写真王丸典子

「けなす」痛手を負うのはだれ?


仕事がら苦しい思いをしている人達から話を聞きます。状況は様々ですが、しばしば耳にするのは誰かにけな(貶)されてつらい思をするケースです。


けなす人物はケースバイケースで上司、教師、コーチ、姑、同僚、身内、ママ友、級友と上げたらきりがありません。


時に言葉は目に見えない鋭いナイフとなって人の心を傷つけます。とてもつらい時心がドクドクあるいはキリキリと痛む経験が誰でもありますよね。


目には見えないけれども、その時本当に心がケガしているような状態になっているのだと思います。もしかすると体が重傷を負った時のような身体反応も出ているかもしれません。とにかく不当にけなされるのは辛いものです。


場合によっては諭したり教えたりすることは必要です。しかしそれとけなすとは別物。けなすという行為にはとても自己中心的な感情が含まれています。それはだれかをけなすことで日頃の鬱憤を晴らしたり、自分が優位のような気がしたり。


ある本を読んでいる時に面白い記述がありました。#けなす (貶)という字の本来の意味は、文字通り「貝がとぼしい」ということだそうです。貝は昔中国では紙幣の役割をしたそうで、「財産」を表しています。


この漢字には深い教えがあり、「けなす」行為を続けていると、財産を無くすよと諭しているのだとか。これには金銭的な財産だけでなく、他の種類の富も含んでいるのかもしれません。


けなされてつらい思いをしている人に #心理カウンセリング をする場合、傷が癒えるようじっくり話を聞きながらその人が自信取り戻せるようサポートします。


けなした相手の言葉の中にはもしかしたら、自分が成長出来るヒントもあるかもしれません。少し傷が癒えたらそんなことも話し合います。


そして自分が貧しくならないため、けなし返すことは避けなんとか気持ちを安定させます。その上で違う状況でまた同じような経験をしても、心に重傷を負わないよう心の筋肉トレーニングを続けます。


心も体と同じで、地道な筋トレが必ず功を奏する時が来ます。


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